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2006年1月31日 (火)

ご近所さん

最近の日本では近所付き合いが薄くなってると思う。
うちの実家は築20年以上の古いマンションで、新築当時からずっと住んでる人も多くて、私の親の世代は近所付き合いもそこそこしてるけど、私たち子供世代同士はほとんど付き合いがない。
夫の実家は東京都内の商店街で商売をしてるので、隣近所やお得意様、とかなり両親の顔も広くて、去年そこにしばらく居候させてもらってた間は近所付き合いに暖かい人情を感じて寅さんの世界みたいで楽しかったし、「あー、日本でもまだこういう人情を感じることができるんだ」って嬉しくなった。

さて、ここのアパート。
私の住むアパートの棟は同じフロアに4件並んでてうちは一番奥の端。

は日本人の女性がひとり暮らしをしていて、いろんなお店に連れて行ってくださったり、おかずを交換したり、お邪魔してお茶をごちそうになったり、ちょこちょこ行き来してる。
そうそう、先週のガス代騒動の時にもすっかりお世話になってしまって。イタリア語堪能でとても親切な方なので本当に心強い。なにかと親身になってくださって、ありがたい存在。

2件隣はイタリア人(?)のおばちゃんがひとり暮らし。このおばちゃんが、日本でもたまにいるスーパー世話焼きおばちゃん
このアパートは玄関側の通路に洗濯物を干すロープが張ってあるので、共有スペースに洗濯物を干すようなことになってる。各玄関前が自分の干し場か、と思っていたらそうでもないので他の家の洗濯物がうちの玄関前に干してあることもあるわけ。
この物干しスペースをなぜか自ら仕切っているのがこのおばちゃん。
私の干した洗濯物の干し方がおばちゃんの気に入らないと、いつの間にか干す場所や干し方が変わっていたりする。雨や雪が降れば、慌てて洗濯物を取り込んでくれて、うちの玄関の呼び鈴を鳴らしてくれる。
「雨が降ってきたわよ!」
って。
毎朝私に「寒いから靴下を履きなさい!」と注意する。
履いている日は指差し確認して「よし、今日は靴下履いてるね。」と褒めてくれる。
雨が降りそうな日に外出しようとすると、こっちをじっと観察してまた指差し確認。「よし、傘持ってるね。」
まあ、こういうおばちゃんが近所にいるのも昭和のホームドラマみたいで面白い。

3件隣はほとんど付き合いがないのでわからないけど、夫婦なのかな。おじさんやおばさんや、なんだかいろんな人が出入りしていて誰が住民なのか、どこの国籍の人なのか良くわからない。
そこの部屋は階段の踊り場に玄関があるため物干し場が玄関前にない。
うちの前と、の前と、2件隣のおばちゃんちの前、と3件分の玄関前すべてにすごい量の洗濯物を一気に干すこともある。しかも洗濯機がないのか、水びしょびしょの洗濯物をタライで外に持ってきて絞りもせずに干すので、真下にはずっとぽたぽた水が落ちて、大きな水溜りを作ってしまう。
干し方も豪快で、パンツやストッキングも丸見えでドーンと干すので目のやり場に困ったり、「これ、うちのじゃありませーん」とどこかに看板吊るしたくなったり・・・・。玄関前に他人のパンツ・・・・そりゃないよね。

まあでも、ここは冷たく感じるミラノの中で、人情感じることのできるアパートだから好き。知らない人同士も「ciao!(チャオ!)」と挨拶したり。

そうそう。先日、スーパーでおつりがないときの店員さんの対応いろいろを書いたけど、今日、新しいバージョンに遭遇した。
店員「小銭ない?」
「ない」
店員「おつり、あと3セント分小銭足りないからレジ袋(有料;4セント)あげる。」
そう、3セントのおつりの代わりに、4セントの現物支給となったわけ。

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