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2006年1月27日 (金)

続・スーパーマーケット

今日のミラノは雪。
昨日の朝から降り始めた雪が今朝は20センチ程積もってた。
アパートの中庭の通路は管理人さんが雪かきしてくれてました~!いつもありがとう、管理人さん!
それから3時間後、スーパーに行こう、と外にでると更にひどくなった雪で管理人さんの作ってくれた通路はもう、どこにも見当たらず、一面の雪。

本当はこんな日は出かけたくないし、今夜はダンナさんは仕事の付き合いで外で食事なので買い物は明日にしようかな・・・・と思ったものの、ちょこちょこ切らしている生活必需品が気になってしまったので出かけてきた。

さて、この国ではお客様は神様ではありません。必要なら売ってあげるわよ、っていう感じ?お店の人の態度があからさまにそう物語っている。

売場内で、お客のいる通路を商品補充のためのワゴンが通る時。
日本ではどうでしょう?まず買い物中のお客様の邪魔にならないように通る→ムリなら「お客様恐れ入ります、後ろ通ります。申し訳ありません。ありがとうございます。」と思いつく限りの丁寧な言葉を発しながらワゴンが通る。
イタリアでは「permesso!(通してください!)」を連呼しながらワゴンが王様のように通り、お客は道を開け、避け遅れたお客は当然ワゴンに当たったりする。それはどうやら避け遅れたお客が悪いらしい。

レジで。
日本ではスーパーのレジがつり銭を切らす、なんてあってはならないことのよう。万が一、すぐおつりが渡せないときもすぐに丁寧に対処してくれ、これまた丁寧に謝罪してくださる。
1分くらいしか待たなくても「お待たせいたしまして大変申し訳ございませんでした。」と頭を下げてくださる店員さん。
さて一方、悪名高きイタリアのレジ。
まずこちらはスーパーの袋が有料なので、「袋は?」と機械的に、限りなく無愛想に聞かれる。お客の方が「no grazie(要りません、ありがとう)」と丁寧に答えてたりする。ちなみに袋はだいたい5円程度。
日本のように袋詰めのためのスペースはないのでレジ係が商品をスキャンして流すのを同時に袋に手早く収める。手早くしないと、収め終わらないうちに次のお客さんの商品が同じところにどんどん容赦なく置かれて混じってしまう。
そして会計。小銭を要求されることがあまりに多い。「10セントコイン持ってる?」いえ、持ってません、と答えると舌打ちされたり、ため息つかれたりするのは日常茶飯事。

さて、そのつり銭がないときに私が受けた応対の数々。
「本当にないのか?財布をこっちによこして見せてみろ!」と怒鳴られた。拒否したら、「朝から大きな札持って買い物にくるな」と言われた。
レジ係が隣のレジ係に「ちょっとー、10セントコイン1枚貸して!」と叫び、私の頭上を10セントコインが飛んできた。
金額の端数が57セントの時。小銭全部手に取って探したけど小銭7セントは持ってなかったので60セント出して残りを財布に収めた。するとレジ係が私の財布にいきなり手を突っ込んできて2セントコインを1枚持っていった。まあ、1セント・2セントのおつりを出すのを嫌がる人は多いけど、そこまでしなくても・・・・。
「おつりはないからあきらめて」とあっさり言われた。

他にも不快なことはたくさんあるけど、こういうお国柄。 日本は世界一サービスが行き届いた国、世界一お客様を大切にする国だとつくづく思う。
mixiのコミュニティで「海外生活のグチ」というのがあって、そこで世界各国の日本人と愚痴りあった結果、皆そういう意見で納得。これもひとつの文化だね。
なのでスーパー行くときは「負けないぞっ!」と戦闘態勢で気持ちを引き締め、きりりとした顔つきで行ってる。

そうそう、私の実家の街の駅前のスーパーでは駐車場やスーパーの外側約100メートル先のバス停にスーパーの買い物カートが毎日いくつも放置されて、夜になるとスーパーの人がカートを集めて店内に片付けていた。あれは店内用なんだから、外に持ち出すなんてマナーが悪すぎる!といつも放置カートを見ながら呆れていた。
イタリアでは買い物カートは2ユーロ(約280円)の保証金を納めないと貸してもらえないシステムなので駐車場や停留所に放置されてるなんてことはまずない。返さないとお金も返ってこない。
Dscf2558そのかわり、自宅まで持って帰ってしまって次回戻しにくる人や、完全に私物化しちゃってる人はいるみたい・・・・。
たくましいなあ、イタリア。
(写真はうちの近所にいつも置いてある私物化されたカートです。)

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コメント

イタリアの販売員はすごいですね!!私は販売員歴が長かったので、そういう対応は信じられないです。私は結構気が強い方なので、負けずに言い返してるかも・・・イタリア語ができればだけど・・・(笑)masamiさん、負けずに頑張ってくださいね!!

投稿: さっちん | 2006年1月27日 (金) 16時49分

さっちんさん、すごいでしょ!私も日本で販売も含めてずいぶんサービス業には長く携わっていただけに、信じられないことの連続でした。
とあるイタリアの有名ブランドの店で「あと10分で閉店だから、そろそろ出てください」って言われたことあるんですが・・・、日本じゃありえないでしょ。10分あるじゃん!まだいいじゃん!って。
10分後には店員皆が店を出られる状態にする、ってことらしい。

遠まわしな「ほたるの光」に慣れてる日本人にはキツイ対応。そのうち慣れるのかしら。慣れたくないような気もしますが・・・・。

投稿: masami | 2006年1月27日 (金) 21時25分

おおお。戦闘体勢でのお買い物ご苦労様です。。。

うちは、田舎だからか、結構お客さまに対する態度がわるい店員がいることもあります。客がみてるのにどけといわんばかりに平気で商品を陳列するおばちゃんとか、あまり周りのことを気にしない人が都会よりも多い気がします。あまり考えなくても人がいないから迷惑かけずにいられてしまうからかもしれません。
田舎は好きですが、こういう所は正直いって嫌いな所です。

韓国に行った時、店員がお店の中で座っていたり、お客様そっちのけでご飯食べていたりしたときは、驚きました。
しかし、このイタリアの記事はもっと驚きです。
でも、ごめんなさい。コインが飛んで行くところなんか、笑ってしまいました。
masamiさん、あじゃ、あじゃ、ふぁいてぃ〜ん!

投稿: mautako | 2006年1月28日 (土) 13時10分

あっ、確かにイタリア人のふてぶてしさやずうずうしさは、日本の、一昔前に流行ったオバタリアン的なものを感じます!頑張ります!負けません!

韓国人とイタリア人は似ている、なんて説もありますよ。こういう社会がさらにたくましい国民性をつくるのでしょうね。mautakoさんも韓国がお好きとのことなので、田舎のおばちゃんパワーに負けず、がんばってください!

投稿: masami | 2006年1月29日 (日) 00時17分

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