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2007年10月23日 (火)

環境と向き合うこと

いま実家のマンションに住んでる。
ここは私が小学生のときに新築の分譲マンションを
両親が買ったものだから、長い付き合いになる。
当時、うちは転勤族だったので、離れてた時期もあったけど、
新築当時からの住人が、今も多く残っている。
当然、うちの親と同じく、それぞれの家主が年をとった。

 

そこに先日、新しい住人がやってきた。
私と同世代(たぶん)の夫婦と幼い子供たち。
私は会ったことないんだけど、母から噂を聞いた。

 

ご主人は愛想よく、ご近所に馴染もうとしてるらしいが、
奥さんはほとんど人前に姿を現さないらしい。
と、いうのも、入居早々、彼らの部屋の下階の奥さんから
「子供の走り回る音がうるさいので何とかしてください」
と、直接クレームされて、ご近所恐怖症になった、のこと。

 

いま、ここに小さな子供はほとんどいないけど、
昔はきっと、小さな子供の走る音や、騒ぐ声で溢れてたはず。
あの頃は皆がお互い様で、クレーム言う人はいなかった。
世代が変わり、時代が変わり、住人は年を重ね、
偏屈な人や皮肉屋が増えた気がする。

 

ここは住みにくくなった、と思うし、
ここはご近所同士、何かを探り合ってるような、空気を感じる。
あまり住みたくはない環境。
それは私がこの夫婦と同世代だからこそ、感じるのかも。

 

この奥さんが、引きこもるのも理解できる。
でも、この環境で、いつまでも引きこもることはマイナスだと思う。
いつまでも陰気で問題有りの新参者と呼ばれることになる。
私が味方になって話を聞いてあげられたら、と思うけど、
押しかけるわけもいかないし、
私自信も、このマンションでのご近所付き合いは母任せ。

 

夫の実家や、イタリアのアパートみたいに、
普通に、本当に普通に、無邪気に挨拶したり、助け合ったり、
そんなご近所付き合いが希薄な冷たい場所。

 

土地がらや、町や、公共機関などの環境を
受け入れるのはたやすいし、自分で選べるけれど、
周囲の対人関係を見極めて家を探すのは難しい。

どうやってこの夫婦がこの環境に立ち向かうのか、
あるいは逃げ出すことを選択するのか、
ちょっと気になる私も、あまり善い隣人じゃないのかもね。



 

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