100年
今日、うちのばあちゃんの100歳の誕生日。
孫全員が「おばあちゃん子」だし、
親族からも、親族以外の他人からも、とにかく愛されてるばあちゃんで、
ほんと、長生きしてくれてありがとう、って思ってる。
でも、100年生きる、って大変なことなのかも。
親・兄弟・夫・子供・友人。
ばあちゃんは長生きしてるぶん、誰よりも多くの愛する人々を見送った。
愛の深いばあちゃんにはそれはそれは辛かったはず。
私の父が6年前に他界して、
ばあちゃんは自分の末娘(私の母)が気がかりとなった。
ばあちゃんは今も、私が母と2人で暮らしてる、と思ってる。
私が結婚するとき、ダンナの手を握って、喜んでくれたのに、
その記憶はまったくないみたい。
ばあちゃんは痴呆ではない。
たぶん、あまりに辛い現実をたくさん乗り越えてきたから、
孫の遅い結婚はすごく嬉しかったけど、でも、
末娘がひとりぼっちになっちゃう現実を見なくていいように、
私の結婚に関する記憶を封印したんだ、って思ってる。
そうやって、自分の心のバランスを取ってるんだ、って思う。
100年生きる。
すごいことなんだよね。
ばあちゃん、いつもありがとう。
そして、大好き。
おめでとう。
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