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2010年8月11日 (水)

安い時計てんやわんや事件

私は腕時計を持ってませんでした。

数ヶ月前に10年以上愛用してた時計は電池が切れ、

しかも、探し回った限り、ミラノのどの店でも

「その電池はない」と言われ、次に日本に帰省するときに

電池を替えるしか手段はない状態で現在冬眠中。

(夏だけど冬眠中・・・まあいいや。)

 

もともと金属アレルギーということもあって、

時計持ってたときも、あまり着用せず、

遠出とか、仕事とか、そんなときしか使わなかったので

私にとっては、ないならないで困らないモノなのかも。

でも、外出に携帯電話を携帯することが少なく(おいっ!)

列車を使う際や、時間に制約があるときは

時間がわかるものがないとやっぱり不便。


先日、イタリアにおける西友のようなOviesseという店で

おもちゃチックな、金属アレルギー関係なしの安い時計を

見つけたので、買ってみました。

001

 

これで4.95ユーロ。いまだと570円くらいかな。

見た目も、実際の値段も安いので、

まあ、普段の遊びのときにはちょうどいいかも。


 

で、その日の午後、説明書見ながら時間セット。

ところが、なぜだかその数時間後には動かなくなり、

いろいろいじってみたり、分解してみたりしたけど、

まったく動かなくなってしまい・・・・がーん。

いくら安い、とはいえ、買った当日に壊れるのは早すぎ。

そんなわけで、その日のうちに買った店のレジに

持って行ってみました。

 
 

夕方のレジには、ちょうど私が購入したときにもいた、

マリオ(と、呼ばれていた)というおじさん店員と、

その他にもう1人、おばさん店員がいたので

迷わずマリオおじさんの元に行き、事情を話しました。

マリオおじさんは私を覚えててくれて、「あらら~」

好意的な対応をしてくれそうだった・・・・のに、

おばさん店員が乱入。 

「ふ~ん。あたしに見せてごらん。

アナタね、こういうのは説明書ちゃんとじっくり見て

落ち着いて扱わなきゃダメなのよ。」  

と時計をいじるものの相変わらず反応しない時計。

マリオおじさんは 

「交換してあげたほうがいいんじゃあ・・・」

とおばさん店員に言うものの、

「はあ?だめだめ。あたしが動かしてみせる。」

と一歩も譲ってもらえず、それどころか、

おばさん店員の手で、ますますおかしなことになる時計。

私はなんとなく、ここで長期戦を覚悟しました(苦笑)

 

見かねたマリオが、新しい時計を持ってきてくれました。

でも、またそれも不良品だといかん、とその場で

時間のセッティングをしてくれようとするマリオ。

ところが彼は不器用らしく、すぐに諦め、おばさんに交代。

おばさんが張り切ってセッティングを始めるものの、

やはりなかなかセットできない。 

「その説明書、英語も書いてある?

イタリア語の説明はアテになんないから、

英語の説明を見るほうが確実だよ♪」

ってマリオ・・・ま、まじすか??(ありえる。)

挙句の果て、奮闘中のおばさんも、

「あたしたち、忍耐力がないからね~

   こういうの無理なの。ねっ、マリオ♪」

と投げ出し、困ったマリオが別の売り場から助っ人を呼ぶ。

私はもう、おばさんの開き直りに笑うしかなかったですわ。

「彼女なら大丈夫、こういうの得意だからね。」

と言い残して、マリオ逃走。おーい!!

善人キャラだけど、やっぱり無責任らしい。

 
 

で、次にアラフォーの女性店員が現れ、バトンタッチ。

ところが彼女も要領を得ず、四苦八苦。

そして

「んもうっ!アタシ、無理。」

と一言吐き捨て、その場に時計を放置し、逃走。

ひえ~~~。

レジに残されたのはおばさん店員と、私。

おばさんはもう関わりたくないらしく、

私と距離を置いて、忙しそうに急に仕事を始め・・・。

「で、私はいったいどうすればいいの?」

と、もっともなことを質問してみると

「知らないわよ。あなたはどうしたいのよ。」

と、言われた・・・どうしたい、って・・・・(涙)

力なく、放置された時計を手に取り、

説明書通りの手順で自分でいじってみると、

なんと!!!

たったの数秒であっさり

セットできちゃった。

店員3人かかりで、20分近く奮闘してたのっていったい。

おばさん店員に「できちゃったよ。」と言うと、

自分の時計と見比べて、

「んまーっ。5時16分、間違いないわねっ!

アナタすばらしいわっ!」

と、褒めちぎられた(爆)

そりゃそうでしょうよ。

あたし、時間合わせるのに、おばさんに「今何時?」って

尋ねて、彼女の時計に合わせてセッティングしたんだし。


と、まあ、てんやわんや(死語?)したけれど、

不思議と腹はたたず、むしろ帰り道にも思い出し笑い。



その時計、おかげさまで今もばっちり動いてます。

が、その日の帰宅後、家の時計見てびっくり。

おばさんの時計、8分も遅れていたらしい(笑)

もういちど自宅で時間セットやりなおしました。

おそるべし、おばさん。


なんとも人間くさい、イタリアの西友。

結果はともあれ、忍耐力の極限(?)まで頑張ってくれた

3人の店員さん、ありがとうございました(笑)

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コメント

楽しい!微笑ましい!!!
まさにてんやわんやですね(笑)

マリオのいい人だけど無責任、
途中登場のお姉さんも放置、
おばさんの開き直りと褒めちぎり
しかも時計は遅れている(笑)

アクセサリー感覚でつけれそうな
色もかわいい時計ですね!
時間を見るたび、クスッと思い出し笑いがでそうですね♪

投稿: peko | 2010年8月12日 (木) 06時49分

>pekoちゃん
これ、同じこと日本でやられるとムカつくんだろうけど、
なんだろう、イタリアンマジック(?)笑える。
やはり機械のことは日本人に聞け。(笑)
つくづくそう思いました。
私程度の、平均的レベルでも、イタリア人3人より、
機械に強いんだ、となんだか自信がついたかも。
時計屋ででもバイトしようかしら~(爆)

投稿: masami | 2010年8月13日 (金) 00時42分

masamiさんlovely

楽しいお話でした(ご本人は大変でしたねsweat01

日本でも少し違うところにステイするとちょいと大変なのに、海外に長期滞在していらっしゃるmasamiさんは凄いsign03

ちなみに・・・今の冷蔵庫(レオパレス備え付け)、とある日に、シモ(霜)と戦うとおっしゃってたmasamiさんのブログ内容を思い出すような冷蔵庫です(笑)

投稿: 今村嫁 | 2010年8月17日 (火) 03時02分

>今村嫁さん
トコロ違えば、感覚の違いや性格の違い、っていろいろありますよね~。滋賀と北九州、そこのところ、どうですか??
こういうことも、最初はイラッとすることが多かったんですが、慣れたのか、自分の年のせいか、笑えることのほうが多くなりましたよ。

冷蔵庫!日本にもまだそんな冷蔵庫があるのね。
うちの冷蔵庫、今年の冬に買った新品なのに、もう霜取り2度もやりましたよ(笑)
レオパレスの冷蔵庫もイタリア製かも~!!


投稿: masami | 2010年8月19日 (木) 09時36分

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