2011年6月 3日 (金)

運転免許証の期限前更新

今日は運転免許の更新に行ってきました。

まだ期限までは1年半あるんですが、

1年半先までに、また帰省できるかどうか、

帰省したとしても前回のようにバタバタだったら、

と、考えて、今回初めて期限前更新をしたのです。



 

実は前回の更新時、期限前更新について、

尋ねていたんですが、そのときに

「更新期間内に海外にいる、という証拠になる、

ビザなどを提示していただければいつでも更新できます」

と聞いていました。

それと、日本に住民票がない海外在住者は

「一時帰省先の証明のために実家の家族の一筆が必要」、

という話をチラリと聞いたことがあったので、

帰省前にいろいろと調べておきました。

 
 

帰省先(実家など)の証明に関しては、埼玉県警のサイトに

詳しく載っています。

埼玉県警 免許更新Q&A  (←Q18参照)

私は埼玉県とは関係ないけど、テキトー共和国イタリアとは

違い、日本はそこまで自治体による違いは少ないだろう、と

参考にさせてもらいました。



試験場ではまず受付で事情を話し、申込書を出してもらい、

必要事項を記入後、そのまま指定された窓口へ。

その窓口で事情を話し、「理由書」なるものを作る、とのこと。

用紙に更新期間に日本にいない旨を記入し、

住所・氏名・捺印をします。

結局、今回はビザも滞在許可書も、母に捺印してもらった

一時帰国先の居住証明も、まったく必要なく。

印鑑が必要だということは把握してなかったのですが

たまたま銀行に用があったので、銀行印を持っててセーフ。

現在の免許期間の違反歴を確認してもらい、

書類を受け取ります。

あとは普通の流れで、更新料を払い、目の検査、

受付、写真、講習、受領。

理由書は5分ほどで出してもらえるので、

普通の免許更新とほとんど変わらない所要時間でした。



 

私の場合、1月生まれなので、5年免許とはいえ、

期限前の更新なので2016年の誕生日(の1カ月後)、

ということで、実質4年半ということになるわけです。

「期限前更新は期間が短くなる」と言われていたので

てっきり3年になっちゃうんだと思ってたら、なるほど、

4年半先まであるのなら全然余裕ですよね~。

運転はもう何年(何十年?)もしてないけど、

免許証って、身分を証明するツールとして一番便利。

余裕を持って更新したいですよね。

 
 

ということで、今回特別に必要だったのは印鑑だけ。

これは更新する場所によって多少相違があると思います。

次回ももし期限前更新をする際も、念のため、

パスポートや滞在許可書など持参すると思います。

この期限前更新、海外在住者だけでなく、他の事情でも

可能なので、更新期間内に更新に行けるかどうか

微妙な方にはぜひともおススメです。

 

 

にしても・・・周囲を見渡し、

「このひとたち、みんな5月~7月生まれの人なんだ。

1月生まれなんて私だけなんだろうな~。」

と考えて、ちょっと孤独感を味わったりしちゃってね。





 

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2010年4月 1日 (木)

Dichiarazione Ospitalità (客人届け)

Dichiarazione  Ospitalità とは、

外国人を家に宿泊させる際に、警察に届けでること。

一応、きまりでは、到着から48時間以内に届けよ、と。

まあ、その48時間をしっかり調べるとかはないんですが、

要するにホテルに外国人がチェックインする際、

パスポートの提示が必要であるのは、

ホテルがこの届けを警察にするため、とされてます。

一般家庭の場合には家のものが48時間以内に

地域の警察に届けを出すことが義務付けられてます。

おそらく、法的に問題のある外国人の滞在だとか、

「見知らぬ外国人が頻繁に出入りしてて怪しい」という

近所からの通報だとかに対処するためではないか、と。

届けてないから出国時にもめる、とかはありませんが、

通報などで調べられた際に届けをしてないとペナルティが、

ということらしいです。



今回我が家に滞在中の友人は2週間の滞在、と長いし、

万が一届けをしてないことで問題が起きたら、

信用を築いてくれている在ミラノの日本人の方々にも

迷惑がかかってくる話なので、と届けを出しにいきました。

じつはこの申請、自分が客として届けられたことは3度、

自分が届け出をする立場なのは初めて。

【Dichiarazione  Ospitalità 必要書類】

・申請用紙(警察窓口でもらえる)・・3枚(コピー可)
・申請者(家主)の身分証明コピー・・1枚
・滞在者(お客さま)のパスポート写真ページ・・1枚

でした。しかーし、これまた係によって必要書類や

申請書の必要枚数がまちまちなので(笑)

私も申請用紙をもらうとき、必要書類を聞いたら

申請用紙2枚、家主の身分証コピー1枚、

住居の賃貸契約書コピー1枚、

滞在者のパスポートコピー1枚、と言われてました。

でも、身分証として、滞在許可書と一緒に

Carta d'identita(市発行の身分証:住所記載あり)の

コピーをつけたためか、賃貸契約書などは不要でした。



手続き自体は5分ほどで終わりました。

これで安心して2週間、ゆっくりしてもらえます。

書類オリジナルの提示は不要なので、

お客さまは同行しなくても、大丈夫。



その友人からのすさまじい量のお土産。

009

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2010年3月22日 (月)

テキトーに東京都。

1週間ほど前に新しく更新した滞在許可書を

無事に手にした、というのはすでに書きましたが、

今日はその続きのお話。


滞在許可書は警察で発給してもらいます。

住民登録は市役所。

滞在許可書が新しくなると、住民登録に記載してある

滞在許可書情報を変更してもらわないとならないので

市役所にその手続きに行くことになってます。

まあ、やんなくてもなにも言われないし

どうせ相互の横の連携が取れてないだろうから、

問題がそうそう起こるとも思えませんが。

別件で市役所に行ったりしたときに

「あら?更新してないからやっときましょうね。」

みたいな程度で大丈夫かもしれません。

私の周囲はその程度でOKでした。いまのところ。



一応、何事もお勉強だし、暇な時間はいっぱいあるし、

市役所のあるチェントロに野暮用で行くついでに、と

市役所に寄ってみました。

受付で言うと番号札と申請書をくれます。

待ち時間にそれを記入してるとまたもや出生地が。



昨年住民登録の際、私はこの出生地に振り回されました。

出生地と本籍地と住民登録

私の滞在許可書は出生地「東京」となってます。

ホントは東京は本籍地。

生まれたのは福岡県北九州市。

でも成り行き上、こうなってしまいました。

(詳しくは上のリンク先の記事にて)

住民登録の際も身分証明書発給の際も、

「北九州は東京の一部である」

とハッタリ倒してなんとか切り抜けました。

というか、他に方法もなく、

県庁の職員にこの方法を薦められましたしね(苦笑)



しかーし!今回のこの滞在許可書更新後の

この申請フォーム、しっかりと

「出生地:○○市(区) ○○州(都道府県) ○○国」

と明記しなければならず、口頭だけのハッタリ、

というわかにもいかず~。どうしよう。

うちの夫のときも、友人のときも、

こんな申請フォームなかったのにー。



そこで思い切って書いてみました。

012

「東京都 北九州市」

役所のコンピューターには私の戸籍データが

「福岡県 北九州市」

と書かれてるはずなので、超ドキドキですよ。

帰ろうかと思いました。まじで。

でも、どうなるか半分興味もあり、がんばってみた(笑)



で、結果はこの書面で無事切り抜けました

なんか言われたら

「東京は州の名前で、日本の住所には州名は通常

記載されないことになっている。」

と言う気満々で身構えてました。



ちなみにこの手続きには、滞在許可書のコピー(裏・表)

を1部提出するのみで、数分で終わります。

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2010年3月13日 (土)

53日

更新の申請中だった滞在許可書、

今日が受領日でした。

これでまた当分、安泰に暮らせます。



ところで、前回の滞在許可書は申請から受領までが

なんと1年3ヶ月もかかりました。

(でも有効期限は申請日から起算・・・ってオイッ!)

前にも何度か書いてますが、ここで再度手順を確認。

(1)郵便局にある申請書に記入、必要書類を入れ、
  郵便局のAMICO窓口から申請書送付。
  このとき支払い57.5ユーロ+印紙14.62ユーロ。

(2) 警察の招集日に出頭し、手続き。

(3) 警察で滞在許可書を受領。

の3ステップがあります。

前回は(1)のあと、(2)の召集日が決まるまで1年。

そこからその招集日当日まで1ヶ月待ち、

(2)から2ヵ月後に(3)受領、という流れでした。

この間、海外渡航にも制限があるので、何かと不便。



が!今回は大幅に短縮されてました。

タイトルの53日とは、今回(1)の申請から、

(3)の受領までにかかった日数。

1年以上の短縮ですよ~(涙)

約450日が53日ですよ~~(高笑)すごい進歩!

(1)の時点で郵便局で(2)の予約をオンラインで決定し、

約2週間後の予約をもらいました。

(2)から(3)の期間も1ヶ月ちょっと。

他国から見ればそれでもかなりの長期間なんですが(苦笑)

でも、イタリアとしてはまずまず、ではないでしょうか。

ちなみにずっと以前のように中央警察に早朝から並んで

郵便局通さずに申請、も一応可能のようですね。

それだとICチップの入ったカード型許可書ではなく、

昔のA4サイズの紙の滞在許可書となるため、

カードの電子処理にあたるお金を徴収されない分、

安いんだとか・・・そしてたぶん、そんなに日数かからない。

(友人はたしか即日発行してもらってましたし)



すごい早朝から何時間も待って安く早く受領がいいか、

お金かかるけど、並ばず、2ヶ月たらずの受領がいいか。

人それぞれなんでしょうね。

私はもう外に早朝から並んで「整理券もうないよ」

と追い返されたりするあのミジメな申請よりは、

2ヶ月足らずならノンストレス、後者を取ります。

まあ、あんな立派なカードの許可書である意味が、

いまのところまだ活かされてないのは理不尽ですが(笑)

また今後もイタリアが学習してくれますように。

  

以上、ごく最近のミラノのペルメッソ事情でした。

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2009年11月20日 (金)

7センチ・・・。

先日、「住民登録が終わった」 という旨、

ここで報告させていただきましたが、

今日は次のステップへ。

Carta d'identita(身分証明書)を発給してもらいました。



このCarta d'identitaは住民登録が終わっていること、

が必須条件であるため、とにかくくどいくらいに

「住民登録は終わってるのか?」

「たしかに登録された、という通知は届いたか?」

と、整理券窓口や受付窓口で確認されます。

ちなみに必要書類は(2009年11月20日現在)、

・滞在許可書オリジナル
 (レジデンツァ以降、滞在許可書を更新した場合は
  新しい滞在許可書両面のコピー、が必要)

・証明写真3枚

・パスポートオリジナル

・5.42ユーロ

ミラノの場合はvia Largaのコムーネのみ、

アポイントは不要で即日発行です。



さて、この窓口でのこと。

係員とはガラス一枚隔ててますが、

たまたま私達の係員が声が小さかったんでしょうが

本当に声が聞こえない!

何を言ってるのかさっぱり聞こえず、

何度も何度も身を乗りだして聞き返す私。

でも、こちらは身を乗り出し、必死にガラスに顔を寄せて

いるのに、係員はまったく声色も姿勢も変えず・・・。

ちょっと大変でした。

こっちも必死。いや、むしろこっちは必死。


 

だってね、またここにきて出生地と本籍地の問題 が。

やはり住民登録の際、私のパーソナルデータとして、

私の戸籍謄本のデータがそのまま登録されているらしく、

ここでも滞在許可書と住民登録の「出生地」が違う、と。

これでは発行できません、いずれかを訂正するように、と。

こうなったら私もはったり倒すしかありません。

「そこにある北九州市、とは東京の一部です。

東京郊外の中の小さなコムーネのひとつです。」

ねっ!と、ダンナに同意を求めたつもりが、

私の突然の大ボラに、隣で固まってました・・・。

ともあれ、そのありえない嘘でなんとなく納得され、

やっと発給してもらえることに。

このやりとりの間にも、やはり言われました。

パスポートに出生地は書いてないの?と。

ない、というと

「そんなアフォな!ありえない!」

日本の外務省!外務大臣、なんとかして!!!


 

ところでイタリアの身分証明書には、

髪の色、瞳の色、身長、という身体データも記載されます。

ちなみに私の場合髪は黒、瞳はこげ茶色、となってます。

で、最終的に彼女は私の身分証明書を印刷した上で、

「記載内容を確認してここにサインを」と。

そこでチェックしてみると・・・・

なんと身長が7センチも高く書かれてる!!

どうも彼女の質問が聞こえず、聞き返してるうちに

彼女がテキトーに記入しちゃったらしいのです。

「身長が違います。7センチも高く書かれてます。」

とサインせずに返すと、しばらく困った顔で

その作りかけの身分証明書を眺め、

「まあ、いいんじゃない?サインして。」

おいおい~、いいのかよー。

こういうテキトーが積み重なって、またどこかでもめる。

そういうこともすでに経験済みではありますが、

こちらも疲れてたのでそのままサインしてしまいました。

期限は10年。

10年後の更新時に訂正してもらいます。

って、そんなにこの国に長くいるんだろーか???

10年後、仮にいたとしたら、

「10年でそんなに背が縮んだのかっ???」

とかまた揉めるのが目に浮かびます(苦笑)



それにしてもこの国。

なんでも作成するときはテキトー。

でも訂正することは不可能だったりする。

なんて理不尽な・・・。

うちの夫の滞在許可書も、1箇所スペルミスがあるので

「これ、スペルが違ってますが」

と発給時に言ったら

「訂正できないし、重要じゃないからそのままで。」

だって。

重要じゃない??

あー、もういいです。嘘ばっかり。



いっそこの身分証明使って身長制限のある職に、

応募したりしちゃおーかしら。

めざせミラノコレクションとかフライトアテンダントとか(笑)











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2009年11月13日 (金)

レジデンツァ、その後。

この春から夏にいろいろと揉めて

一時は一度諦めかけた住民登録。

9月に申請を受理してもらい、

10月に家庭訪問 がやってきて、

そして昨日、とうとう登録完了の通知がきました!

やはり、申請時に予告されてた通り、

2~3ヶ月、という感じですね。

でも、昨年の11月に申請した友人は、

家庭訪問も昨年のうちに終わってるのに、

「まだ通知はこない。」とのこと。

問い合わせにも「1年待つように」

と言われたそうなので、あと1週間待ってみて、

それでもこなかったらもう一度調べてもらうとのこと。

同じ窓口で申請したはずなのに、

10ヶ月も後に申請した私のほうが早く終わった??

 

先日、日本から観光でこちらに来てる方とバス停で

たまたま一緒になり、数分ほどお話したんですが、

「イタリアは住みやすいですか?」

と訊かれました。

うーん、難しい質問(笑)

観光の方に、あまり現実的な話をして夢を壊すのは

しのびないので、こう答えました。

「日本に比べて、特に行政やサービスで不便はあるけど、

食べ物が豊富で安くて美味しいですよ。」

って、なんちゅう答え(爆)

時間があれば、イタリア生活のいいところをもっときちんと

説明できたんでしょうが、バスが来ちゃいました。

便利すぎる日本より、不便を楽しむイタリア生活、

けっこう好きなので、そういう話をしたかったー。

ま、たまにシャレにならない不便を感じますけどね(苦笑)

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2009年10月21日 (水)

家庭訪問が来た!

先日長々とほとんど愚痴って書いた、

レジデンツァ、住民登録の申請の話、その後。

申請すると、数週間内に抜き打ち家庭訪問。

申請通りの住所に間違いなく本人が住んでるか、

などなど、確認に来るわけです。

抜き打ちなので、いつくるか予測不能。

数週間、ずっと家で待機することもできないので

普段どおりに生活して待つこと6週間余り。

とうとう昨日の午前中、私が外出してる間に来たらしい。

近所のオバサンがメモを持ってきてくれた。

 

「今朝、レジデンツァの家庭訪問の人が来て、

この電話番号に14時から16時の間に電話するように、

って言ってたわよ。重要だから、くれぐれも忘れないで」

 

私はてっきり、そのメモを受け取って電話をすることで

在住確認OKと判定されるもんだと思い、すぐ電話すると

 

「明日の午前中は家にいらっしゃる?

じゃあ、明日の午前中、10時半から11時の間に

改めて伺いますね~。」

 

と、言われてしまった。

ま、いつくるかわかんないより、はるかにありがたい。

申請して最初の2週間くらいは午前中の早いうちに

身なりを整え、部屋を片付け、待ちモードだったけど、

ここんとこ、ダラダラしてたからなー。

友人に話すと

 

「私のときも電話で時間指定されたけど、

結局数時間も遅れてきたから、夕方まで外に一歩も

出られなかったのよー。」と。

 

まあ、イタリアだし。そんなもんだよね~。

気長に待ちましょう。

 

と、いうわけで、今朝はダンナを見送ったあと、

マイペースながら片付けとか、洗濯、掃除、と

いつ家に来られてもいいように準備。

と、ところが!

まさに玄関水浸しにして、掃除してるとき、

来ちゃいました。約束より30分も早く。

慌てて、玄関だけ拭きあげ、取り繕って「どうぞ」と。

こんなもんですよねー(笑)

 

まず、私のパスポート確認とか、

家は借家?持ち家?持ち主の名前は?

ご主人の仕事は?職場は?

などなど、の面接があり、10分足らずで終了。

その後、カフェを飲みながら、ちょっと雑談。

ここから意外に雑談が盛り上がり、

「日本大好き!」と連呼してくださるので、つい、

「日本茶飲みます??」

 

と、2杯目日本茶タイムに突入。

彼女の友人の日本滞在時のエピソードやら、

私の結婚前の仕事の話やら、

最後はなぜだか私とダンナの出会いやら、

結局面接よりお喋りタイムのほうが長いじゃん??

 

「私、仕事柄、毎日いろんな国の人たちと話すでしょ。

だからこの仕事大好き。外国の話、大好きなの。

日本は素晴らしいと思う。

ヨーロッパ、とくにイタリアはテクノロジーの面で

日本よりずいぶん遅れてる。だからあなたたちは不便かも

しれない、と思ってるの。ヨーロッパも頑張らなきゃね。」

 

こういうことを言葉にできるイタリア人は貴重だと思う。

こういう人がイタリアの首相になればいいのに(笑)



なんだかなー、楽しい家庭訪問タイムだったのでした。

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2009年10月11日 (日)

出生地と本籍地と住民登録(2)

先日の続きです。

ここからがほぼ、本題(苦笑)


先日も書きましたが、

最初にアポをとったコムーネ(お役所)で

住民登録の申請を拒否されましたんですー。

その理由が、なんと、

「いったいキミはどこで生まれたんだ!」

というものでした。

私は福岡県で生まれました。

結婚するまで本籍も福岡県でした。

が、結婚してからは東京の主人の実家が

私の本籍地になりました。

なのでパスポートや戸籍謄本の本籍地は「東京」

戸籍謄本に記載されている出生地は「福岡」です。


私のように本籍地と出生地が違う方で同じケースが

起こりうる可能性はおそらく高いと思われるので、

ここからちょっと詳しく書きますね。


日本人のパスポートには「本籍地」が記載されてます。

でも本籍っていう概念はほとんどの国に存在しません。

おそらくアジアの一部、日本と隣近所の国だけ、でしょう。

世界のほとんどの国で重要なのは

「本籍地」ではなく、「出生地」なんです。

なので、私が家族ビザを取得する際に、

ビザ発行の許可書(nulla osta)を発行したミラノ県庁が

私のパスポートの本籍地欄を、うっかり出生地と勘違いし、

nulla ostaには「出生地 TOKYO」と記載されてしまいました。

 

このnulla ostaは、まず在日イタリア大使館に向け、

オンライン発行され、ビザ発行となったあと、

書面で発給されたため(当時、です。現在はわかりません)

この出生地の間違いに気づいたのはイタリアに来てから。

当時はこの出生地と本籍地の間違いが大変なことと知らず、

「日本は出生地の概念が薄いから、本籍地を用いるのかな」

くらいに、まあ、軽く考えていたため、

滞在許可書も「出生地 TOKYO」で取得したわけです。


ちなみにnulla ostaは私がイタリアで2年おきに滞在許可書の

更新をするときに提示しなければなりません。

新しく発行、ではなく、最初にもらったオリジナルを毎回、

更新のたびに何度も使います。

要するに、滞在許可書更新のたびに、

「出生地 TOKYO」という書類を用いるわけです。

パスポートに記載がないので、更新の必要書類中で、

私の出生地を記す唯一の書類がこれなのです。 

 

が今回、住民登録に際して、戸籍謄本が必要だったため、

受付窓口で「謄本と滞在許可書の出生地が異なっている」

ことが問題視されたわけです。

まずここで、日本は出生地ではなく、この本籍地に

出生証明などがあるので、これ東京でいいんです、

となんとか説明しても通用しない。

「いや、キミは東京で実際生まれてないんだろう?」

そしてこんなことも言われました。

「そもそも、日本のパスポートの記載がおかしいんだ。

なぜ、普通なら出生地が書いてあるところに

出生地じゃない地名が書いてあるんだ!!!」

そんなこと私に言われても・・・。

で、まずは警察で滞在許可書の訂正をして出直せ、と。

はあ、そうですか・・・・。気が遠くなる。


で、在ミラノ日本領事館に相談に行きました。

「こういうケースの場合、どう対処すれば?」

と訊くと

「最初から訂正しないでそのまま滞在許可書を申請した

アナタの責任なので、自分で県庁に訂正をもとめるように。」

と、あっさり言われ、相手にされませんでした。

「まあ、訂正に必要なら、出生証明の発行くらいなら

私どもでできますから(もちろん有料で)」って・・・・。

仕方ないので、ミラノ県庁にひとり向かいました。


すると、ミラノ県庁では

「nulla ostaの訂正はこの番号にFAXを。」

と壁の張り紙を指差され、

FAXを送った後日、県庁から電話がかかるも、

「いまさらそんな1年以上前のnulla ostaの訂正はできない。

出生証明持って、警察行って、警察で滞在許可書の

訂正をしてもらうように。」と。

きたきた。イタリア名物たらいまわし・・・。


ここで出生証明のため、再度領事館に行き、

別の職員さんに相談するも、

またもやほぼスルー、な返事。


警察には、イタリア語が堪能な隣人に付き合ってもらい、

事情説明したところ、またまた出ました、あのセリフ。

「そもそも、日本のパスポートの記載がおかしいよ。

なんでここ、出生地じゃない地名なんだ???」

ええ、はい、ですから~、と無駄に説明。すると、

「滞在許可書の期限中は訂正はできない。

まず郵便局で○○○○(←忘れた)という申請書をもらい、

記入したものを県庁に持っていくと、

nulla ostaのデータの上書きと、その上書き証明をもらえる。

それをもとに、次回の滞在許可書更新の際に

正しい出生地に訂正して申請するといい。

僕は以前県庁の職員だったので間違いない。」

と言われ、次は郵便局へ。


私「○○○○という用紙をください」

郵「そんなもんはナイ。」

あっけなく終了、ちーん。


しかたないので、再び県庁へ乗り込むことに。

この日、家を出る直前、たまたま友人から

お茶のお誘いメールがきたので、

こういう事情なので行けない、と返事すると、

「今日、たまたま主人(イタリア人)が休みとってて、

午前中なら時間あるから、一緒に行ってあげる。

そういう入りくんだ事情のときはイタリア人いたほうがいいし」

と急遽同行してくれることに。ありがたやー。

それでも県庁内であっちに行け、そっちに行け、とあり、

最終的にたどり着いたオフィスでもすぐに「無理。」と

あっさり追い払われかけたけど、そこで

友人のダンナGくんがかなり食い下がってくれ、

職員のオバハンもやっと重い腰をあげ、

どこかに電話して相談をしていたようでした。

その後、彼女の口から驚きの一言が。

「ねえ、出生地は東京って言い張って、

もう一度コムーネに住民登録に行っちゃいなさいよ。

パスポートのこんなところに出生地以外の地名が

書いてあるなんて常識じゃまず信じられないんだから、

きっと次回はそのまま申請できるんじゃないかしら。」

ええー、そんなテキトーな・・・。

あ、もちろんここでも言われましたよ。

「日本のパスポートの記載おかしいわよ!

こんなの初めてみたわよ!!」

初めて見たのは嘘っぱちでしょうが、

初めてそこに書いてあるのが実は出生地ではなかった、

ということに気づいて驚愕、という感じでした。

ちなみに帰り道、Gくんは

「あの県庁のオバハン、誰かに電話で相談してたけど、

あれ、絶対嘘電話だよ。電話の相手だれもいないと思う。

間の取り方とか、すんごい不自然でヘンだったし。」

はは~、驚きですね。

今回の件でつくづく考えましたが、

日本では本籍地ってすごく重要ってのはわかるけど、

海外で使うパスポートくらいは世界標準に合わせて、

せめて本籍と出生地、両方併記せーよ、と。

そういうのないから、こんなトラブルが起こるんだよー。

独自路線で、本籍地のみの記載にこだわるなら、

イタリアのような、融通きかない国ではこういうとき、

「日本の本籍地は他国における出生地と同じ概念である」

とかいう証明書とか出して、現地のお役所に説明くらい

したっていいんじゃないかなー、と。

実際どこに行っても、

「日本のパスポート、おかしい!!!」

って言われ続けたんだから。

海外旅行のとき、他国の出入国カードに

本籍地なんて記入するとこないでしょう??

出生地の記入欄は必ずあるのに。そういうことですよ。


結局、2度目のアポをコムーネの、

1度目とは違うオフィスに入れ、行ったところ、

職員さん、普通に私のパスポート見ながらPCに

「出生地 TOKYO」って入力してましたもんね(爆)

戸籍謄本の細かいチェックはされず、

そのまま出生地TOKYOのままで受理されました。

あのたらいまわしの日々って、なんだったの・・・。



結局のところ、私はこれから先、この国では

「福岡生まれ」の過去を捨て、

「東京生まれ」で生きていかねばならない、ということです。

書類上の出生地とか私はどうでもいいんですけどね。



今回のこのゴタゴタで、なにに一番イラッとしたか、って

そりゃ日本のパスポート表記と、

あんたの責任でしょ、で通した日本領事館。

日本のパスポートがここまで言われてて、

非常に困っているのに、なんだかなー。

一度、「もう無理なら住民登録やめるつもりです」

って領事館でボヤいたら

「そんなのダメに決まってます」ってお叱りを受け、

じゃあどうすりゃいいんだよ、っつー話ですよね(泣)



今後こういうトラブルに見舞われた方がいらしたら、

対策は「気づかず受領してくれるコムーネに出会えるまで

あちこちで申請してみる」か、

「住民登録をあきらめる」のどちらか、となるでしょう。


と、いうわけで、長文おつきあい、ありがとうございました。

説明というより、ほとんど愚痴ですね(苦笑)

本当は住民登録終わってから愚痴ろうと思ってたけど、

どうやら1年かかるかも、とか言われたので待てず(笑)

提出済み書類の細かい再チェックなどなく、

あぁ無事、登録されますように、と、それだけです~。

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2009年10月10日 (土)

出生地と本籍地と住民登録(1)

今年の春のこと。

昨年の1月に申請していた滞在許可書が

1年3ヶ月かかってやっと取れたので

次はレジデンツァという住民登録へ。

その住民登録(現在申請中)について、

やはり一波瀾あったので、ご報告。



住民登録の方法もここ数年で変更などあり、

いまはネットでの予約が必要とか、

日本から取り寄せた戸籍謄本(ミラノの日本領事館で

翻訳&証明してもらう)にミラノ県庁の承認印を

もらいに行かねばならないとか。



まずフットワークの軽い姑に戸籍謄本を頼んだところ、

即日役所に行ってくれました。

役所、謄本なんかの海外発送してくれないもんねえ。

そして届いた戸籍謄本を領事館で翻訳証明してもらいます。

1週間弱、で受け取り、8.5ユーロ。


それを今度は県庁(prefettura)に持って行き、

承認印を押してもらいます。

これは申請時か1週間後の受け取り時に14..62ユーロの

収入印紙が必要でした。

要するに、戸籍証明についてる領事のサインが本物か否か、

県庁で照合した上で承認する、ということらしい。


そんなこんなで日本領事館と県庁での書類準備に

計2週間かかるわけですが、

住民登録の予約はネットで2週間以上あとの日を選択

するようになってるので、戸籍謄本が手元に届いてから

アポをとればいい、という感じ、でしょう。

なんせ郵便物がいつ届くかわかんないお国ですしね(苦笑)

予約はコムーネのサイト  にて。

(まずはアカウント取得する必要があります。)

コムーネの受付オフィスは数箇所あるので、

自分の行きやすい住所を選べます。

必ずしも自分の住むzonaでなくても大丈夫。


あとは受付のオフィスによって若干異なったのが、

必要書類の1つ、パスポートコピー

あるオフィスでは「スタンプの押してある全頁分必要」、

でも別のオフィスでは「写真ページとビザページだけ」。

(全頁必要なオフィスではさんざん嫌味言われた上、

最寄のコピー屋まで取りに行かされました。)

他、必要なのはパスポートのオリジナル

滞在許可書のコピーとオリジナル

上記のとおり翻訳後承認済みの戸籍謄本

そして申請書。これはサイトでダウンロードしたものに

記入してもいいし、コムーネで受付時に用紙をもらっても可。

これも申請場所によってはダウンロードしたものでなく、

この場でこれに記入してくれ、みたいなところも。


実は「場所によっては」と私が書くのにはワケがあり、

私は今年、別々の場所で2度申請したのです。

1度目の申請は受領してもらえなかったので。

まあそのワケは、長くなるのでまた明日・・・。

ちなみに私のような家族としての滞在者は

世帯主(労働の滞在許可を持ってる人・・・うちは夫)の

パスポートコピーと滞在許可書のコピーの提出を求められ

ることもあります。



これで無事に受領されたとして、しばらくすると家庭訪問。

間違いなくそこに申請者が住んでるかどうか、

の抜き打ちチェックなのでいつ来るかわかりません。

私はいま、申請から1ヶ月ちょっと、いまだ待ち人来ず・・・。

申請時に「住民登録が完了するのは2~3ヶ月後、

その後通知を郵送します。」とのことだったけど、

昨年申請をした友人はいまだその通知待ちが続くので

問い合わせたところ「いま登録に1年かかってる」とか。

滞在許可書に1年以上、住民登録に1年・・・・。

唖然・・・。なんなんだ、このおかしなシステム。

まあ、気長に待ちます。



次回は1度目の申請を断られた理由と、

その後の各所の驚きの対応を書きなぐりたいと思います。









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2009年5月 8日 (金)

登録してみました。

Jisshi_0707_04


前から気になっていたんですが~、

登録してみましたよ。


 
実を言うと、日本ではあまりマジメに

投票には行きませんでした。

「たかだか私の1票。どう影響するもんでもない」

って思ってましたしね。

なにより、投票所の受付とか、近所の人がやってたりして

なんかいちいち言葉交わすのも面倒だなー、なんて。


 
 
ちょうど小泉郵政選挙のとき、私、東京の家に居候してて、

住んでるとこが刺客の送り込まれた選挙区だったり、

職場のあったところもそりゃもう熱くて、

地方から東京に出て、一番感じたのがこの、

一般人の選挙への感心度の高さの違いだったんですね。

東京だと、やっぱ有名政治家が動き回って、おもしろいな。

地方って、そういうの少ないから、

「あれー?選挙もうすぐなんだー。ふーん、どーでもいいや。」

って空気の人、多い気がする。(←私も)

そんなこんなで、東京で「選挙っておもしろいかも!」とか

「次回は私も投票して、なんか参加してみたい」とか、

ちょっとした意識の変化があったりして。


 
 
在外選挙の登録は、申請してから3ヶ月くらいかかるらしい。

次の総選挙、いつになるかわかんないけど、間に合うかな。

ちょっと楽しみです。

日本を離れてからのほうが、日本について考えてるかも。


あと・・・・最近TV番組の「太田総理」で

「選挙で投票したら最高1億円が当たります!」

という富くじ式選挙導入について論議してましたね。

番組では「可決」してましたが、実際にどうかなー。

もし、これが本当に導入される日がきたら!

導入されてすぐに在外選挙登録とかしたら、

なんかヤラしいでしょー(笑)

いまのうちにやっとかないと。

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