2009年12月27日 (日)

クロアチア旅行(1) Ancona~Split

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みんなの冬休みには少々早い12月半ば、

ダンナがちょっと早めの冬休みを4日間もらったので。

とはいえ、ぎりぎりまで行き先が定まりませんでした。

なんといっても、どこへ行くにもシーズンオフ。

飛行機の便がなかったり、やけに高額だったり。

で、今回飛行機は断念して船でクロアチアへ、。

でもー。この船(アンコーナ~スプリット)、

やはりシーズンオフは毎日就航してなくて、

帰りの船がない~。どうする~~???

で、「いちかばちか行ってから考えよう~」(byO型妻)と、

無茶な決定をしたのが休み前夜だったのでした(笑)

行きの船室と、クロアチアでの宿泊のみ予約して、

おにぎりと大量のおやつを持って出発。

 

で、まずはミラノから中部イタリアのアンコーナへ列車移動。

昼過ぎに到着して、早速船着場の確認に行きましょー。

ちなみに船は20時半発。

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と、街ぶらしつつ港を目指す途中、

ツーリストインフォ発見!まずは街の地図が欲しい!

でも、ちょうどお昼休みで、午後は16時から~。

仕方なく、そのまま港へ。

 

 

港はチェントロから歩いて行ける場所なので、

すぐわかったけど、あらら???

船会社のカウンターが並ぶエリアに貼り紙が。

チェックインカウンターは移転したんだと。

その地図がまた非常にわかりづらい。

職員に尋ねるも、テキトーに「バスであっちのほう」、

って、子供に道を尋ねとるんかーい!って感じでとほほ。

「あっちのほう」にいる人に尋ねたら「そっちだ」って??

途方にくれてツーリストインフォが開くまで街ぶら。

が、ツーリストインフォ、16時すぎても17時すぎても、

これがまた開く気配すらないんですわー。

あきらめて、船会社のオフィスを探すことに。

いろんな旅行代理店などに聞きまくってやっとわかったのが、

チェックイン専用の建物が、港の倉庫街の一角にできたので

船着場前から無料のシャトルバス(12番)に乗って行き、

そこでチェックインだけ済ますんだと。

あー・・・そういえば駅前に

「船の搭乗手続きへは12番バスで」って書いてたっけ。

でも、12番の乗り場が駅に見当たらなかったので

そんなこととは思いもしませんでしたなー。やれやれ。

 

ともかく無事チェックインが終わり、

切り売りピッツァで腹ごしらえをし、再び船着場へ。

18時半からの乗船開始と同時に乗り込みました。

パスポートコントロールあり、です。

ちなみに船会社はBlue Line

船内ロビーはこんな感じ・・・

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まあ「地味~な感じ」とか、

お世辞にも「豪華客船とは言えない」とか、

「これ?国際航路の客船??」とか、

感想はいろいろなのですが(笑)

客室じゃないトコロで寝泊りするバックパッカー風乗客を

少し上から目線で眺めつつ船内探検したあと、

デッキから夜景&星空を堪能してるうちに

船酔い(たいして揺れてないのに)し、

早々に客室に引き上げ、ベッドに倒れこみ、

1日目終了となったのでしたー。

 

船の中でちょっとかわいかった標識。

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「急な階段なので、走って下りちゃダメ」

というやつですねー。

たしかに、なかなか急な階段でした。

普通に走れないよ・・・、これ。

 

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参考までに整理しますと、

Blue Line 他、Ancona発の船のチェックインは

港の船着場(チェントロから徒歩10分弱)前から

12番の無料シャトルに乗ってチェックイン専用の建物で。

なので時間に余裕を持ってアンコーナに行きましょう。

出国審査・搭乗は再びシャトルバスで

船着場まで戻ってからです。

Buon viaggio!

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2009年12月26日 (土)

クロアチア旅行(2) Split~Dubrovnik

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スプリット港に到着後、入国審査、税関。

税関の女性検査官はけっこう細かく荷物チェックしてたけど

日本のパスポート&スマイルでなんなくスルー。

到着口で宿の客引きおばさんに早速声をかけられた。

でもうちら午後にはドブロヴニクに移動するんで、とバイバイ。

まずはドブロヴニク行きへのバスチケットを

手に入れなければ!


  

バスターミナルは海岸沿い、港の建物から徒歩3分も

かからないくらい、道路渡って斜め向かい。

すぐさまカウンターでドブロヴニク行を確認すると、

11:45発と13:30発がある、とのこと。

お昼食べてから発とう、と13:30発を購入。

1人109クーナ(約15ユーロ)。

あと、乗るときに発覚したのが、

トランクに荷物1個入れてもらうのが7クーナ。

クーナを持ってないし、カードが使えないそうなので、

ユーロで払ってお釣りをクーナでもらう。

両替所、港にもバスターミナルにもあるのに、

オープンしてるはずの時間なのに、

誰もいないのーーーーー!

と、ここでなぜか港にいたはずの宿の客引きおばさんが

再び登場し、「両替場はここだよ。」と。

うん、誰も居ない、閉まってる両替所だけどねー、そこ。

「で、ドブロヴニクのあと、スプリットにまた戻って

1泊する予定とかない??」だって(笑)

たくましい~。



荷物をバスターミナルの預かり所に預け、

スプリットの街探索開始。

活気に導かれて行くと、朝市!

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野菜や果物はミラノの半額~2/3くらいの値段。

しかも新鮮度はミラノより上!

このメルカートを一通りめぐってから、

いよいよ城壁の中へ~!

入るとすぐに観光案内所を発見。

そこで地図と、街歩きおすすめルートマップをゲット。

ルートマップを参考+αのルートを歩くことに。

 

↓宮殿地下ホール(現在は商店街)
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↓美女出没率が高い、という噂海岸通り。

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↓お洒落な通りと、洗濯物の舞う路地が隣り合わせ。

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↓クロアチアの紋章はあちこちで目に付く。 6573

 

↓でっかい銅像。 の、足。

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↓クロアチアで最初に味わったもの!(超美味) 65e2

 

↓お魚市場はここ! 6621

こんな感じで城壁内を2周くらいしたかな。

 

それではそろそろお昼ゴハ~ン!

やはり港街なので、海の幸とか食べたいもの。

が、ここで雨がパラつきはじめたため、

海岸通り沿いにあるホテルのレストランへ。

まあ、ホテルのレストランなら問題ない・・・よね??と。

雰囲気はまずまず。

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が!

え????

F5f6 いやー、これ、ウエイターのおすすめメニューだったんだけど。

ウエイター、ひとりしかいなくて、こいつが怪しい。

おすすめをいろいろ紹介してくれるが、

いきなり55ユーロの料理を勧められ・・・(汗)

断ると少しずつ値の低いものを勧めてくる(笑)

最終的に夫が「スカンピのスパゲティ」という

言葉につられてコレを注文。

ちなみにイタリアではスカンピとは「手長海老」。

これはクロアチアのスカンピ・・・その差にショック。

で、注文すると「粉チーズはいりますか?」と。

断ったけど、パスタと一緒に粉チーズを持ってきやがった。

ま、いいや。かかってたわけじゃないんだから。

と、粉チーズはテーブルの隅へ追いやっておいた。

 

さて。

微妙なランチを食べ、そろそろバスターミナルへ行く時間なので

清算&カードで支払いたいと伝えると

「カードでは支払いできません」

と、ぬかしやがります。

レジの横にカードの機械があるじゃないかー!

レジのところに各種カードのステッカー貼ってるじゃん!!

でも、支払いできないらしい。

仕方なく「じゃ、ユーロで払う」と、換算を依頼。

すると、妙に値段が高くなっていた。

ホテルなので仕方ないのか?

でもレート悪すぎ~。

夫がレシートを要求した際、レートを聞いた。

なんと!見事に計算間違いをしている

即座に電卓をはじき間違いを指摘すると

「ああ!こりゃ間違った!」

とかなんとか言いながら返金しようとする。

いや、待て。

コイツ怪しい。

もう一回、合計金額の内容を確認させろ、と言うと、

なななーんと、粉チーズ料金が加算されてる!

頼んでねーし。食べてねーし。と、取り消させる。

あと、パンと一緒についてきたバターの代金まで別だった。

えー?えー?こんなんアリ??

聞いたコトないよ、そんなん!!

ともかく、そういう怪しいウェイターとモメまくり、

きっちり清算し、ギリギリにバスターミナルへ戻ったのでした。

ふふん、おそれいったか。

ケチ主婦をナメるな。



そんでバスはドブロヴニクへ向け出発。

4時間半ちょい、ずーっと雨でしたー。

途中、ボスニア・ヘルツェゴビナを通過するんで、

係員がバスに乗り込んできて、パスポート確認。

そんで、ボスニア国内のドライブインで20分休憩し、

そこから1時間ほどでドブロヴニク到着。

そしてやはり、真っ先に近づいてきたのは

宿の客引きおばちゃん。

どうやらクロアチアでは、パッとしないおばちゃんが

客引きをするのがスタンダードなんでしょうね。

雨だし、真っ暗だし、わけわかんないので、

ずうずうしくもそのおばちゃんに

「宿は予約してるけど、ここからどうやって行けば?」

と住所を見せたら、タクシーがよかろう、とのこと。

タクシーで宿へ向かうことに。

タクシーは初乗りが3ユーロくらい。

そのあと、脅威的なスピードでメーターが

ガンガン上がっていく・・・・。

10分もかからず宿、だけど、料金は約10ユーロ。



ちなみにドブロヴニク、高級ホテルもいっぱいあるけど、

びっくりするような価格の安宿もいっぱい。

安宿いっぱいありすぎて、予約するのに悩みます(笑)

シーズンオフなんで、宿、うちらの貸切(爆)



チェックインしたあと、雨も上がってたので、

旧市街中心まで歩いて食事に行くことにしました。

シーズンオフ、夜の旧市街中心、こんな感じ。
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ええー、開いてるレストランあるの?

ってくらい歩行者がいない・・・。

でも、開いてるレストラン、ありました。

当然(?)うちら2人の貸切。

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前菜、スープ、サラダ、メイン、デザート、のコース。

数種類のコースの写真を見て注文できるし、

どの料理も写真よりボリュームがすんごい多い。

私はイカのグリルのコースにしたけど、

付け合せのポテトは食べきれましぇんでした。

そのすごいボリュームのコースがどれでも139クーナ。

ほぼ20ユーロなわけです。

やっす~い!

しかもどれもすごく美味しい~~~!!

胃袋があと3個くらい欲しかった(笑)

ちなみに、旧市街中心の観光案内所のちょこっと奥、

「ルネッサンス」というレストランでした。

調子乗ってワイングラスで「ルネッサ~ンス♪」と

乾杯したら 店のおねーさんの失笑を買ったので、

できるだけ真似しないように。

 

 

こうして恐ろしいほど膨れ上がったお腹をさすりつつ、

2日目の夜は更けていったのでした。

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2009年12月25日 (金)

クロアチア旅行(3) Dubrovnik~

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3日目朝。

昨夜の雨も止み、傘はいらないかなあ、という感じ。

まず起きてすぐ、大きな荷物だけを持ってバスターミナルへ。

実はこの日、ドブロヴニク観光を終えてからの

足がなにも確保できてない状態だったのです。

夫の休暇はきっかり4日間のみ。

なんとしてでも翌日の夜までに帰宅せねば。

往路と同じルートは船の就航がない日のため断念。

飛行機もなかった。

となると、あとは陸路。

調べてみるとイタリアへの夜行の路線が1つだけある。

でも、ネットや電話での予約はできない、とのこと。

今の時代になんというアナログなっ!

ならば、朝一番にチケットを買わねば、と。

すでに席がなければ別のルートを考えねばならないし。

ちょっとドキドキ。



ホテルからターミナルまでは路線バス。

バスのチケットは車内でも買えるし、バス停近くのキオスクでも。

ちなみにキオスクでは1枚8クーナ(1ユーロちょっと)、

でも車内だと10クーナらしい。もちろんキオスクで購入。

 

ターミナルの荷物預かり所にスーツケースを預けた後、

チケット窓口で今夜のトリエステ行きを2枚、と頼むと、

センターに問い合わせて座席の確認をするから

5分ほど待って欲しい、と言われる。

え~・・・その5分ちょっと不安だわー・・・。

「はいお取りできます」って即買えるかダメか、

2通りしか想定してなかったのでねー。

おお、席がありますように。

結局、無事離れ離れの席だけど2枚ゲット。

1人407クーナ(約58ユーロ)。

ちなみに今回も乗り込む際、トランクに荷物を入れるには

別に15クーナ(2ユーロちょっと)が必要でした。



帰れるメドもたって、安心してドブロヴニクを楽しめる!

と、宿に戻って朝食をとり、チェックアウト済ませてから

改めて観光に出発!!

旧市街に入る手前で、海を覗き込むと、

くじらの形の泡がありました。ちょっといい予感。

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いよいよ旧市街に入りまーす。

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街はぐるーりと城壁で囲まれてて、

城壁の上を歩いて1周することができます。

(50クーナ=約7ユーロ)

てくてく行けば1周1時間くらいなのかな。

途中無料トイレもあるので、安心安心(笑)

さすがに今の時期、歩く人はまばらで、

ゆっくり写真撮ったり景色眺めたりできるし、

なんときれいな青空が徐々に広がってきたので、

私達は2時間くらいかけてゆっくり1周です。

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「魔女の宅急便」「紅の豚」に出てくる景色の

モデルの1つにもなった、と言われる街、どうですかー。

美しい観光地って、できるだけ生活感を出さないように

屋外に洗濯物を干すことに制限があったりするけど、

ここは美しいなかにバリバリの生活感があり、

それによって人々の温度が感じられる街です。

私はそういう生活感のある風景が好きなので、

ついつい洗濯物干してる人とか、

生活音とかに反応してしまうのでした。



夢中で写真撮ってると、すっかりお昼どき。

また海のお料理が食べたいー!

と、街中を物色してると、気になる食堂が。

レストラン、っていうか「食堂」なんです。

市場のでる広場にある小さな食堂で

地元の作業員っぽい男性たちが食事してて。

こういう店、なーんか気になる!

と、いうわけで・・・

イカのリゾット!(64クーナ=約9ユーロ)
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おいしかったー。

昨夜からイカばかり食べてますが(笑)

ちなみに夫は、前日のお昼にあれほど

「イタリア以外でパスタを食べるべきではない」

と深く胸に刻んだはずなのに、

またブチブチにちぎれて食べにくそうな、

ユルユルなパスタを食べておりました・・・。

だめだこりゃ。



食後も少しお散歩~。

街の先端に伸びる堤防。
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日本の両親たちに絵葉書を送るため郵便局へ行くと、

こんな可愛いクリスマスの飾りが。

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ヨーロッパ諸国の郵便局のマークとして広く使われてる

ホルンの形、のリースですねー。

郵便局の特注なんでしょうかー。

日本までの切手は8クーナ(1ユーロちょっと)。



14時半ごろまで旧市街で過ごし、新市街へ移動。

新市街の市場、朝は野菜を売っていた場所が

午後は花市場になってました。

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新市街の船着場。

これは観光船のようですねー。

妙に気になる船でした。

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あとはバスターミナルまで目と鼻の先なので、

夜行バスの長旅に備えて食料などの買出しを。

クロアチアにおそらく多数あるであろうスーパーKONZUMにて。

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勝手に「スーパー小泉」とか呼んでましたが。

最初、スプリットでパッと見て、「小泉」って読んじゃったので(笑)

ドブロヴニクにもこの店、大小多数ありますが、

このバスターミナル横の小泉は一番大きかった!






さて、いよいよバスターミナルでドブロヴニク出発。

でも、乗客すごく少ないし。

なーんだ余裕じゃん。

席離れてるとか関係ないし、

むしろ1人2席使ってゆったり?

とか言ってくつろいでたら・・・・

途中スプリットあたりから大量の乗客があり、

あっという間に満席。

あ、席はね、指定席だけど、みんな無視してガチャガチャに

なってたので、私たちも隣同士に座らせてもらってました。

途中かなりの回数トイレ休憩があったような気が。

ボスニア・ヘルツェゴビナを通る際、車内でパスポートチェック。

そのあと明け方、クロアチアからスロヴェニア(EU)に入るとき、

全員下車してパスポートコントロールに行きました。



ちょうどそのあたりから、雪景色!

外はありえない寒さのようで、風も強そう。

ビビリながら車内で最終日の夜明けを迎えるのでした。



もうひとつ追加。

ちょっと嬉しくなった、城壁の上でみつけた風景。

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ドブロヴニク、行く機会があれば

ハートの石、見つけてみてね。


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2009年12月23日 (水)

クロアチア旅行 (4) Trieste

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旅4日目。

クロアチアからスロベニアに入る際に入国審査があり、

あとはスロベニア~イタリアはそのままスルー。

いつイタリアに入ったかすらわからず・・・

外の吹き荒れる風と吹雪く雪を見て、

「ここはまだトリエステじゃない!」

と信じたい気持ちでいっぱいでした。

が、やはりそこはトリエステ(笑)

風がとにかく強い街、ということは知ってたものの、

こりゃーとんでもない・・・という風。

どんくらいすごいか、というと

バス停に立ってバス待ちしてたら風で吹き飛ばされ、

漫画みたいにバス停のポールに受け止めてもらい、

そのままポールにつかまってないと飛ばされる・・・みたいな。

これくらい気合入れてないと立ってられない状態。
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チェントロなのに、だーれもいないし(笑)



さて。

そんな天候の中ではありますが、

トリエステのバスターミナルと鉄道駅は隣接してたので、

バスを降り、そのまま鉄道駅へ。

先にミラノまでの切符を買い、荷物を預ける。

まずは地図も欲しいし、とチェントロの観光案内所を目指す。

けど、この天気のせいなのか、なんなのか、

観光案内所は開いてなかった。

アンコーナといい、トリエステといい、

観光案内所・・・なにやってんでしょ。

とりあえず暖を求めて近くの土産店に入ると、

とても上品で笑顔の素敵なお店のシニョーラが

「ここは観光案内所ではないけど、

トリエステのことならなんでも訊いて」

と心強いことをおっしゃってくれました。



トリエステには、私達がとうしても行きたかった場所が。

平和オタク、と言われるかもしれませんが、

アムステルダムでアンネフランクハウスを訪れた後、

やはりアウシュビッツに行かねば!と思い立ち、

昨年の夏アウシュビッツを訪問  しました。

そして、イタリアのトリエステにも1箇所、

アウシュビッツより規模は小さいながらも同様の

絶滅収容所(収容者を殺す設備のある収容所)が

ある、ということを知ったわけです。

イタリアに住んでいるからには一度訪れてみなければ。

この1年数ヶ月、そう考えてました。

でもトリエステ、微妙な距離なんですよね。

日帰りではきびしい。

かといって、2連休ってなかなか我が家にはない。

それ以上の休みだと、イタリア脱出したくなる(笑)

たまたま、こうしてトリエステの街に降り立った以上、

ぜひ今回、行かねばなりません。

雪や寒さには負けないぞー。

でも、アクセス方法がわからなかったので、

このお土産屋さんのシニョーラに教わることに。

なんせ中心から離れてるので、

普通の観光マップからははみ出す場所。

記載のある地図を探してきてくれ、

バス番号や降りる場所を探してくれて、

ほんとうにお世話になりました。

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店内、とってもセンスのよいお土産が沢山。

私達も記念品などをここで買ってから、

いよいよその収容所へ向かうことに。



で、まずはタバッキでバスのチケット購入。
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ミラノのチケット(1ユーロ)より高いんだー、

と言いつつ、よーく見ると!

チケットの有効時間がすごい。

「平日60分間、休日240分間」

ちなみにミラノはいつでも75分間乗り放題、で1ユーロ。

さて、その「Risiera di S.Sabba(リジエラ・ディ・サン・サッバ)」

という収容所跡へは、チェントロから8番か10番のバス。

終点のvia Valmauraで下車。

チェントロから15分ほど、だったでしょうかー。

降り際に運転手さんに行きかたを教わりました。

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下手っぴな地図でごめんなさーい。

入り口。
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ちなみに入場は無料。

休館はクリスマスと元旦の2日のみで、

オープン時間は9:00~19:00です。

この高い塀の道を抜けたところに案内所があり、

そこでパンフレット(伊・英・独・仏など)が1ユーロで買えます。

日本語のは残念ながらないそうです。

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最後の写真の建物の前には

花などが お供えしてありました。

その建物の壁、よく見ると、なにか別の建築物が

前面に くっついていたかのような色や部品の跡があります。

ここ、焼却炉あとだったそうです。

生きながら焼かれるようなこともあった、

と聞いてますし、いずれにせよ、

この静かな、そう広くはないこの空間で

そう遠くない昔に起こったこと、

やはりいまの私たちには非現実的にしか思えません。

この場所に立ち、柱の傷や、手紙など、

実物を目にしても、それは漠然としています。

そんな自分の周りの平和に深く感謝する時間でもありました。

アウシュビッツでも感じたけれど、

やはりこの収容所というところは、

「絶望」という言葉しか頭に浮かべられないような

そんな雰囲気を醸し出している場所。

こういう施設がもう1つたりとも作られませんように。

 

余談ですが、ここを出てすぐ、の路上で

この雪の中、凍りつきかけたかたつむりを見ました。

アウシュビッツでも、駅からビルケナウへ向かう路上、

収容所近くで大きなかたつむりに会いました。

なかなか、こんな大きなかたつむり、

そうそう見かけないので、目に止まったんですが、

たまたまにしても、大きなかたつむりが

アウシュビッツでも、リジエラ・ディ・サン・サッバでも

出没する、というのは・・・・なんなんでしょう。

なんとなく、不思議ななにかに出会ったような、

そんな気持ちになってしまったのでした。

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さて、収容所をあとにした私達。

いまいちどチェントロへ戻り、

極寒の中、身体が動く限り観光をしたりして。

しかし、本当にいままで味わったことのない寒さ。

こんな日の観光、ちっとも楽しくない。

カメラ出すことすら、勇気がいるかんじ・・・。

ほとんど意識が薄れ掛けてました(苦笑)

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お昼になるやいなや、

レストランに飛び込んだものの、

いまいち暖房が効いておらず・・・寒い。

ゴハン食べて、とっとと駅に戻ったのでした。



さて、この日、やはりヨーロッパにやってきた大寒波の日。

駅では列車のダイヤが乱れまくり。

予定より1時間早い列車がまだ発車してなかったので

そちらに乗り込んだものの、

結局それが1時間以上発車が送れ、

結局ミラノに到着したのは予定より1時間ほど遅く。

でも、あの天候、あの雪の中、

無事に帰れただけでも本当によかった。

翌日はさらに列車の運休が相次いだ、というニュースに、

ほっと胸をなでおろしたのでした。

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